最初の3ヶ月が勝負

先日、大学の4年生、大学院と、計3年間
研究室でお世話になった助教授に挨拶にいってきた。
人格者であり、私が尊敬する人物の1人でもある師は、
4月から働き始めて1週間たった私の話を一通り聞いた後に、
社会人としての心構えとして、私にアドバイスをくれた。

「会社に入って3ヶ月もたってしまうと、
考え方がその会社のやり方や慣習になれてしまう。
最初の3ヶ月、まだ頭がフレッシュな間に、
おかしいと思ったことや違和感を感じたことを、
メモしておくといい。
それが必ず後々のためになるから」

3ヶ月とはいわずに、常にこういったことを意識していきたい。


またわが師はこのようなこともいっていた。

「これから働いていると自分がおかしいと思うことがあっても、
上司のいう通りにしなければならないこともあるだろう。
その場合にも、自分ならこうするのにということを常に考えるべきだ。
ってことをしないと、自分が判断する立場になった時に、
しかるべき判断を下せないようになってしまう。

会社では、意見を求められるシーンがたびたびあるだろう。
普段から頭を使う訓練をしていないと、
そういったときに自分の意見を言うことができない。
ただのYESマンになるな。」